エリオット波動の調整パターン
エリオット波動 調整波 4パターン
前回の記事で書きましたが調整波には シンプルな3つの波(abc修正) と その変形 からなるものがあります。
シンプルな3つの波(abc修正) からなる調整パターンのツートップが ジグザグ修正 と フラット系修正 で、
その変形からなるもの は 複合型修正 です!
※これから解説する画像の波動は、あくまでも理想的な形の調整波のイメージです。
調整波はメジャートレンドと逆方向の動きとなるため、そのトレンドの勢いが強ければ強いほど調整波形は複雑になり、判断が難しくなる場合が多々あります!
綺麗で理想的な形の修正波ばかり現れてくるわけではないことを頭に入れておきましょう 😛
①ジグザグ調整波(修正波)
特徴
- 推進波を大きく調整をしてくる。
- 調整2波によく現れる。4波目にはあまり現れない。
- 内部波動が5-3-5で構成される。
- c波はa波の1.00倍の大きさになることが多い。0.618倍や1.618倍になることもある。
- c波の終点は0-2チャネルを意識すればOK。
- b波はa波のFR61.8(フィボナッチリトレースメント61.8%)付近で反転してくることが多い。
- 1回では目標に到達しない場合、2回、又は3回と続けて現れることがある→複合型修正として、ダブルジグザグ、トリプルジグザグと呼ばれる。
ジグザグ調整波の内部波動は5-3-5(5つの波→3つの波→5つの波)の構成で、前の波動(推進波)を大きく調整してくることが最大の特徴となります!
他の調整波と構成が異なるため、最初のa波が5波動であれば ジグザグ調整波かもしれない! と調整パターンをすぐに絞り込むことができます。(あくまで目安)
② フラット系調整波(修正波)
特徴
- 内部波動構成は3-3-5で構成。
- 4波に現れることが多い。(拡大フラット修正は2波4波ともに現れる。)
- フラット調整のc波終点はa波終点を越えた付近でよく終点を迎える。
※ランニングフラット修正のc波はa波終点に届かない。 -
フラットは2回続けて現れることがある。→複合型修正として、ダブルフラットと呼ばれる。
ランニングフラット調整、拡大フラット調整ではvc波がa波の1.618倍や、稀に2.618倍などと1波動目(推進波)の値幅のほとんどをリトレイスしてくることもあるので ダマシに注意です 😕
③ トライアングル系調整波
特徴
- トライアングル系調整波は基本的に5波動構成で展開され、通常ABCDEで表記される。
- 推進波内部波動の4波動目に良く現れる。
- A-Eの内部波動は3波動構成となる(3-3-3-3-3)
- トライアングルの内部波動は2つが0.618の比率となることが多い。
※D波はB波の0.618倍、E波はA波の0.618倍など…
それによってエントリータイミングが難しくなりますが、ひとつ下の段階(1時間足なら5分足など)で反転の推進波を確認したあと、そこの押し目でエントリーするのがベターかと思われます(*´◒`*)
④ 複合型調整波
率直に言うと複合型調整波は難しいので、とりあえずは覚えなくてもいいかもしれません!笑
調整波が二つ組み合わさったらダブルスリー(ジグザグ調整とトライアングル調整)なんだな。3つ組み合わさったらトリプルスリーなんだな。くらいに留めて頭の片隅には置いておいてください 🙂
大体の複合型修正波は横這いになる傾向があるのであまり敏感になる必要もないですね!
ちなみにジグザグが2つ、3つでダブルジグザグ、トリプルジグザグになります。
まとめ
4つの調整波を画像付きで解説しました!
調整波動の終点はエントリーポイントになるのでしっかり覚えてくださいね(°▽°)
次回の第4回ではその他気を付けたいポイントなどをまとめて、「エリオット波動の調整波」の連載は終了です 😉
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